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第58代理事長 松山 紘之

 

 

 

「challenge〜苦悩を突き抜け、歓喜に至れ〜」

 

 

 

 

 

~はじめに~

1959年9月に創立された豊川青年会議所は、本年58年目を迎えました。ある調査会社のレポートによれば、現在企業の平均寿命は25年未満であり、業歴30年を超えれば老舗企業と言われます。

戦後の混乱期、地域の発展を目指して「明るい豊かなまちづくり」を目的に、日本各地で設立された青年会議所。豊川青年会議所も同じ志を持って全国173番目のLOMとして活動をスタートし、高度成長期からバブル崩壊、急速に進む少子高齢化等、時代の大きな変化の中、設立当時と変わらない「修練」「奉仕」「友情」という三信条の下、今も変わらず活動を続けています。

一つの法人が、これだけの長い期間変わらずに活動を継続しているという事実は、実は非常に稀有なことなのです。しかも、青年会議所は40歳を定年とする団体の性質上、構成メンバーの新陳代謝が非常に早いという特徴を持っています。それにも関わらず、何故豊川青年会議所はこれだけの期間、存続する事が可能だったのでしょうか。

 

「変わらずにあり続けるためには、変わらなければならない。」

 

1963年に公開されたイタリア映画、『山猫』の中の一節です。私は、この言葉が今まで豊川青年会議所が、変わらずにこのまちにあり続けた大きな理由だと考えます。

変わらぬ目的と信条を貫いて活動を続けることが出来たのは、その時々で変化する時代のニーズを捉え、先輩方が常に新しいチャレンジを続けてきたからこそであると思います。

そして今、時代は新たな局面を迎えています。急速に進行する少子高齢化、長きに渡る景気の低迷、大都市への人口流動等、日本や我々が住まう豊川を取り巻く環境は必ずしも楽観できるものではありません。そして、我々青年会議所を取り巻く環境も変化をしています。

しかし、この様な混迷の時代だからこそ、我々豊川青年会議所に果たすことが出来る役割があるはずです。何故なら、我々一般社団法人豊川青年会議所には、このまちで58年に渡り活動を継続してきた歴史と信頼があります。そして、今も80人を超える地域の若き仲間達がいます。

この有り難い環境を力に変え2017年度一般社団法人豊川青年会議所は、青年としての英知と勇気と情熱を持って、豊川の明るい豊かな社会を築く為に以下の課題にチャレンジして参ります。

 

 

~観光振興~

人口減少時代を迎え、豊川市の人口も平成20年12月の183,259人をピークに減少傾向にあります。地域を活性化させ持続的な発展を続けるためには、豊川市が2016年3月に策定した「豊川市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中でもうたわれている様に、交流人口を取り込み豊川市の来訪者を増やす取り組みが、今まで以上に求められます。そのためには、官民一体となりまちを挙げて豊川市のブランド力を高めることが必要です。

豊川市に対するイメージは、豊川市が観光基本計画で行った調査結果から見ても、市内外共に「豊川稲荷」が突出しています。もちろん豊川稲荷が我がまちの宝であることは言うまでもありません。しかし、今まで我々豊川市民は正月三が日だけで100万人を超える参列者が全国から訪れる豊川稲荷という大きな財産の上で、安穏とし過ぎたのではないでしょうか。

豊川市には、「山・川・海」という豊かな自然環境があります。また、古くは三河の国府、国分寺、国分尼寺が置かれ、近世以降は豊川稲荷のみならず東海道の御油・赤坂宿等、歴史的資源にも恵まれています。現在においても、バラやスプレー菊、大葉の栽培を中心とした日本屈指の施設園芸を誇っています。

これだけのまちの宝を抱えながら、今までの豊川市はこれらの資源を十分に活用してきたとは思えません。今こそ、まちの魅力に力強く光を当て、今まで以上に豊川市への来訪者を見込めるブランディングが必要です。

 

 

~青少年教育~

言うまでもなく、まちの将来を担う青少年はいつの時代も地域の宝です。何故なら青少年には、大人以上に無限の可能性が広がっているからです。しかし、その無限の可能性も時間の経過と共に狭まっていくことを、我々大人は良く知っています。

「玉磨かざれば光なし」という言葉がありますが、これは古代中国の『礼記』にある「玉磨かざれば器をなさず」という言葉が基になっているそうです。つまり、いつの時代も人が成長し輝く為には、各人が持っている能力や才能を磨く努力が必要だということです。

それでは、無限の可能性を秘めた玉を磨くためには、どうすれば良いのでしょうか。私はチャレンジすることだと考えます。右肩上がりの時代と比べ、現在は将来に対しての見通しが不透明な時代です。人は先行きが見通せない時、失敗のリスクを恐れて身動きが取れなくなりがちです。しかし、動かなくても時間は経過し、結果として玉を磨く機会を失ってしまうことの方がもっと恐ろしい事ではないでしょうか。

この様な時代だからこそ、今の青少年にチャレンジすることの大切さを是非とも伝えたいと思います。若者がチャレンジした結果、失敗しても良いのです。失敗は、実際に行動した人しか経験できません。まちの未来を担う青少年の可能性を輝かせる為、チャレンジする精神の貴さを伝えます。

 

 

~地域サービス~

時代の変化と共に、青年会議所を取り巻く環境も変化をしてきました。「JCしかない時代から、JCもある時代へ」という言葉が言われて久しくなっています。我々が住まう地域を活動エリアとし、「明るい豊かなまちづくり」を掲げる青年会議所は、地域に必要とされなくなった時に存在意義を失います。

それでは、今の時代にJCが地域に必要とされる為に、どの様な活動ができるでしょうか。それは、青年会議所の団体としての特徴から導き出す事が可能です。いくつか例を挙げれば、多くのNPO法人と異なり、団体の活動目的が限定的でないこと。団体として長い歴史があり、地域で一定の認知と信頼があること。単年度制であり時代や地域のニーズに合わせて、活動内容を変化させることが可能であること、等が挙げられます。

これらの個性があるからこそ、豊川青年会議所の活動は、豊川市や教育委員会を始めとする公的機関や、商工会議所を始めとする各種団体と連携して時代に応じた様々な事業展開をしていくことが可能なのです。そして、この信頼関係は青年会議所が一方的に甘えるのではなく、お互いに協力し合う事で継続する事が出来ます。

今、多様化する社会のニーズの中で、市だけの対応や一団体だけの活動ではフォローしきれない課題が数多くあります。

一般社団法人豊川青年会議所は、今まで先輩方が積み重ねて下さった信頼を更に未来へと繋げるために、市内の各種団体と連携し地域のニーズに応えます。

 

 

~地域防災~

戦後最大の国難と呼ばれた東日本大震災より5年が経過をしました。東日本大震災は我々豊川市民にも大きな衝撃を与え、当時は近年で最も防災に対する意識が高まったと思います。

しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる。」のは、いつの時代も人の常です。震災当時に買い揃えた備蓄食や水の賞味期限は5年で切れるものも多いですが、果たして何人の人が買い替えをしたでしょうか。また、あれだけの震災を目の当たりにしたにも関わらず、豊川市民の何割の家庭が家具の固定や耐震調査を行ったでしょうか。

我々が住まう豊川市は、政府発表で予想死者数が33万人にも及ぶと想定されている、南海トラフ巨大地震の影響を間違いなく受ける地域です。東日本大震災の死者行方不明者数が約2万人ですから、その被害の甚大さが分かります。豊川市も南海トラフ巨大地震が発災した際は、震度7が想定されています。

天災は、いつかは必ずやってくる上に完全に防ぐことは出来ません。しかし、事前に備える事で被害を抑える、「減災」という考え方があります。いざ発災した時に、被災での死亡リスクを下げる事は、事前の備えで間違いなく可能です。

防災意識というのは、一朝一夕で劇的に変わるというものではないかもしれません。しかし、様々な機会に色々な団体が啓蒙し続けることで、少しずつでも減災に繋げていく事は可能だと考えます。東日本大震災から5年が経過した今だからこそ、愛する我がまちで共に住まう皆様の命を守る活動を発信する時です。

 

 

~経営資質向上~

我々青年会議所は、明るい豊かなまちづくりを旗印に活動を展開しています。それでは、明るい豊かなまちを実現する為に必要な要素とは何があるでしょうか。様々な要素がありますが、活発な地域経済は間違いなくその内の一つだと考えます。

まちづくりは公だけが行うものではありません。むしろ、豊川市民の大多数を占める民間従事者の活発で健全な活動の方が、明るい豊かなまちづくりの大きな要素を占めると言っても良いかもしれません。

我々青年会議所会員の多くは、このまちで経済活動を行う青年経済人であり、これからのまちに対して大きな責任を負う世代です。つまり、我々世代が今まで以上に経営資質を向上させ地域経済の活性化を図ることが出来れば、それはそのまま明るい豊かなまちづくりへと直結します。

日本や豊川市を取り巻く経済状況は決して明るいものとは言えません。人口減少時代に突入した日本で、公の力だけで右肩上がりの高度経済成長期やバブル期の様な未来が再来する姿を私は想像が出来ません。

この様な時代だからこそ、民間から地域経済を元気にするアクションが求められます。幸いなことに、我々一般社団法人豊川青年会議所には、この地域で活動する多種多様な業種のメンバーが在籍しています。これからの地域経済の中心を担っていく責任世代として、経営資質の向上を通じて明るい豊かなまちづくりに貢献します。

 

 

~会員拡大~

我々豊川青年会議所は、一般社団法人です。人が集うことで初めて存続することが出来る団体であり、会員数はそのまま団体としての力の源泉である事は言うまでもありません。

加えて、我々一般社団法人豊川青年会議所は、明るい豊かなまちづくりの活動を豊川市で行わせて頂いており、地域の信頼を失えば、我々は団体としての存在意義を失います。その地域の皆様からの信頼という目に見えにくい要素を、言わば具体的に表しているのが会員数です。

人口減少時代が到来し、全国的に見ても青年会議所会員数は減少傾向にあります。豊川青年会議所も例外ではなく、1997年の139名をピークに会員数は減少傾向が続いており、今では100名を割り込んでいます。しかし、私達一般社団法人豊川青年会議所は、ここ数年会員拡大に成功を続けています。この好循環を絶対に絶やしてはなりません。

会員数が多ければ多いほど我々の活動はより力強く実行することも、発信する事も出来ます。そして広く信頼を頂く事が出来れば、明るい豊かなまちづくりに取り組む同志をさらに獲得できる好循環に繋がるはずです。

将来に渡り一般社団法人豊川青年会議所がこのまちで変わらずにあり続ける為にも、2017年度一般社団法人豊川青年会議所は、是が非でも会員数100名超えにチャレンジ致します。

 

 

〜会員資質向上〜

我々一般社団法人豊川青年会議所会員は、我がまち豊川で仕事や生活をさせて頂いている社会人です。我々一人ひとりが大人としての品格を備え会員資質の向上を果たすことが出来れば、それ自体が明るい豊かなまちづくりへの貢献となります。

それでは、豊川青年会議所会員として求められる会員資質とは、どの様なものでしょうか。私は、社会人として「信頼」される人間になることだと考えます。

「信なくば立たず」という言葉が、『論語』にあります。元々は、孔子が弟子に対して、政治を行う上で最も大切なものは信頼であると答えた言葉ですが、これは政治だけに限らず、個人にとっても我々一般社団法人豊川青年会議所にとっても当てはまる真理です。

信頼を失う時は一瞬ですが、信頼を得る事は一朝一夕にはいきません。公平公正に物事に当たる事。周囲の方々の意見に柔軟に耳を傾け、誠実に対応すること。責任から逃げずに最後までやり抜く事。嘘をつかない事。お願いやお礼、お詫びをきちんと伝える事。

全て、当たり前の事ですが、どんな時でも当たり前の事を当たり前に行う事は、決して楽ではありません。人は困難な状況になればなるほど、楽な道に流れがちです。そんな時こそ、物事の本質に向き合い、本当に大切なものは何か考える事が必要です。

何も特別なことをする必要はありません。自らの担いに対し、何故これを行う必要があるのかという本質を見つめて、真剣に取り組んでください。そうすれば、自ずと仲間からも周囲の方々からも信頼を得られるはずです。

我々一人ひとりが会員資質を向上させ、仲間から地域から信頼される一般社団法人豊川青年会議所であり続け、明るい豊かな社会に貢献して参りましょう。

 

 

~むすびに~

有名なベートーベンの第九の歌詞に、以下の一節があります。

 

「苦悩を突き抜け、歓喜に至れ。」

 

繰り返しになりますが、私達一般社団法人豊川青年会議所は、「明るい豊かなまちづくり」を目的とした団体です。豊川市の明るい未来を真剣に考え、本気で課題に取り組むという行為は、決して簡単なことではありません。

青年会議所活動は決して仕事ではありません。本気でチャレンジすれば、時に悩み、苦しみ、逃げだしたくなる時もあるかもしれません。しかし、本当の歓喜は苦悩の先にあると、私は信じています。

2017年度、明るい豊かな社会の実現という大きな理想を掲げる私達は、決して苦悩や困難から逃げることなく、明るく輝く豊川市の未来の為に会員一丸となって活動をして参ります。

 

 

~活動方針~

  1. 困難から逃げることなく、地域の課題に真正面からチャレンジして参ります。
  2. 豊川市の将来を見据え、明るい未来の実現の為に行動を致します。
  3. 時代のニーズを捉え、地域から信頼を頂ける活動を進めて参ります。
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